インターネット回線を引く際に、色々なオプションに入る必要があり、
とりあえず無料期間だけ申し込んで、有料プランに切り替える前に解約すればいい。
そんな安易な発想でフレッツ光を申し込んで、なされるがままひかり電話を申し込むが、
「固定電話って使用しないよね。」
と何も考えずに解約をしたら、解約の翌日インターネットに接続しなくなっていた。
そんな時の対策をまとめてみた。
フレッツ光のひかり電話を解約
まずひかり電話解約手続きを踏む。
すると翌日からインターネットに接続しなくなる。
正確に言うと、インターネットに接続するPCが1台になる。
なぜこのようになるのかと言うと、回線業者からレンタルされているONU(Optical Network Unit)に備わっていたルータ機能が、ひかり電話解約によりなくなってしまうためである。
この図の下段に示されるように、ひかり電話解約時にルータ機能がなくなる。
しかし、PCでPPPoE接続(プロバイダへの接続方法)することで、インターネットへの接続はできる。
が、これでは複数台のPCのインターネット接続はできない。これは、プロバイダへの接続IDは1ユーザーに対して1つであるからである。
そこで、複数台を接続するためには図の上段に示されるように、ルータの役割が必要となる。
PCで接続しているPPPoE接続を削除
では、ひかり電話解約後に複数台のPCをインターネットにつなげるための方法を説明していく。
まずは、PCで接続しているPPPoE接続の削除を行う。
これは、PPPoE接続は同じ回線の中で、二箇所設定することができないためである。
無線LANルータなどにルータ機能を持たせるためには、一度PCに接続しているPPPoE接続の削除が必要となる。
どのように削除するかと言うと、いたって簡単で図のように広帯域のPPPoE接続しているアイコンを削除するだけ。
無線LANルータの設定
では、次に無線LANルータの設定方法。
今回用いたNECのAtermWG1800HP2にて説明する。
まず、ONU→無線LANルータ→PCの順番に回線をつなぐ。
問題がなければ、「http://192.168.10.1」のURLで
「クイック設定Web」を開く事ができる。
左サイドの基本設定→基本設定の動作モードを「PPPoEルータ」に設定。
次に、基本設定→接続先設定にて、接続先の設定を行う。(プロバイダーとの契約時に提供された用紙に記載されています。)
ここまできたら、左側の保存をクリック。
これで、無線LANルータにルータ機能が設定されます。
あとは、Wi-Fi(無線LAN)設定→WiFi詳細設定から、ネットワーク名(SSID)、WPA暗号化キー(PSK)を任意のものにすれば、快適な無線LAN生活を送ることができます。