ビジネス マネジメント

褒めようと意識しただけで、スタッフの勤務姿勢が変わった話

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4月に新入社員が入社し、半年くらい経過する。
まだまだ、仕事を覚える事に必死な人が多い中、少し怠慢な姿勢を見せ始める人も出てくる。

今年もそんな新入社員が登場してきた。
さて、例によって少し喝を入れて見るか。
と考えていたのだが、彼の勤務姿勢に変化が見られたらしい。

彼の先輩社員に話を聞くと、
「彼のいいところを褒めようと思っただけ何ですけどねぇ。
 なぜか最近、またやる気出てきたみたいで。」
との事。

なぜ、彼は勤務姿勢に変化が現れたのだろうか。

本日はそんな話。

(ブログ更新56日目)

PB130804
みんなの人気者。ミジンベニハゼ。大瀬崎にて、水深25m。



 

よく見るようになる

注目すべきポイントは「褒めようとした」。
ここにある。

以前、
「私が注意もいいけど、褒める事も忘れずに。」
と伝えていた事を、先輩社員はやろうとしていたようだ。

(その本人も意識は出来ていないようだが)
褒めようとすると対象の人をよく見なければならない。
つまり、関心を持つようになる。

特に相手は新入社員だ。
自分以上に仕事が出来るわけがない。
そんな彼を褒めるためには、結構注意深く観察する必要がある。

人は誰かに関心を持たれると、適度な緊張を持ち、モチベーションが上がる。
彼は、関心を持たれた事に気がついたのではないだろうか。

 

会話が増える

薬局の現場では、新入社員に仕事を振りながら教育を行う、OJT型の教育を行うケースが多い。
この際に、ミスしてそうな時や仕事の進捗が悪そうならば声を掛ける。
ただ、順調そうに仕事をしている場合は、あまり気にかけない事が多い。

そのため会話の内容は、自ずとミスに対する指摘が増えてくる。
「これ数間違ってるよ。昨日も同じミスしたよね。」
「すみません、つい焦ってしまって。」
こんな感じだ。

しかし、褒めようとするならば、この順調そうに仕事をしている様子を観察しなければならない。
その中で、ミスしそうなポイントを防いでいる事や、教えた順序で作業が出来るのか。

このようなプロセスや思考に関しては、口頭で確認しなければならない事も多い。

すると、
「どうしてこの順序で確認したの?」
「先日、この順序で確認しないと、ミスを見逃しやすいと聞いたもので。」
「その通り、よく覚えていたね。ついでに、ここも同じ要領で確認するといいよ。」
などと、ポジティブな会話が自然と生まれる。

前者の会話はどうしても発生してしまうだろう。
しかし、後者のような会話があるのと、ないのではモチベーションに大きく影響する。

 

言葉が重要なのではない

これは、単純に褒める。と言う行為が重要なのではない。

相手を観察しようと、関心を持ち、言葉を掛け、伝わり、影響する。
この一連の流れが重要なのだ。
この流れこそが、コミュニケーション力なのである。

よく「コミュニケーション力=話がうまい」と耳にするが、
実はコミュニケーションと話のうまさは一緒ではない。

単純に褒める言葉の質で態度が変わるならば、
ここで紹介した先輩社員では新入社員の態度は変えられなかったはず。

饒舌に話す営業マンが必ずしも営業成績が良い訳ではない。
実は、話し上手な人よりも、聞き上手な人の方が営業成績が良かったりする。

言語能力は高いに越したことはないが、それ以上に重要な事は相手に影響するかどうか。
話のうまさは、単なるツールの一つに過ぎない。

 


 



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